謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のケロロ軍曹の感想。
サブタイトル §
第48話
「ケロロ小隊 春のうららの大作戦 であります」
「冬樹 ダメダメハザード救出作戦 であります」
あらすじ「ケロロ小隊 春のうららの大作戦 であります」 §
冬樹は春ゆえにやる気を無くしています。
秋は、冬樹を強く抱いて意識をはっきりさせます。
それを見たケロロは、人間からやる気を奪うケロットマーチエネルギーを集めます。
コゴローでの実験は、一見失敗しましたが、実は大成功でした。
しかし、コゴローの状態を確認するために彼を出したため、ケロットマーチエネルギーも周囲に広がり、ケロロ達もやる気を無くしてしまいます。
あらすじ「冬樹 ダメダメハザード救出作戦 であります」 §
ケロットマーチエネルギーは町中に広がります。
特殊任務対応のドロロだけは影響を受けません。
ドロロは冬樹を助け、彼に防護服を着せます。
そして、二人は発生源のケロロ小隊基地を目指します。
破滅をもたらすマーチインパクトを止めるために、ドロロは緊急停止させようとします。しかし、それはケロットマーチエネルギーに操られたギロロ達に阻止されます。
冬樹はドロロに代わりに緊急停止させようとしますが、ケロロに邪魔をされ、防護服のヘルメットを割ってしまいます。
しかし、既に春のやる気の無さを経験している冬樹には免疫があり、緊急停止に成功します。
感想 §
やる気の無さを集める、という発想をした時点で、既にケロロは終わっていますね。
その終わりっぷりが彼の魅力です。
しかし、それによって自分たちのやる気まで奪われてるのは、実に面白いですね。策士策にずっぽり溺れるというか。っていうか、溺れられるだけの策士であるケロロ隊長も素敵!?
最後に頼れるのがケロロ小隊ではドロロだけ、日向家では冬樹だけ、という状況も面白いですね。最強であろう秋や、いつもなら冬樹をリードする夏美はダウンしてしまいます。
それにしても、秋ママの刺激策は強烈すぎますね。こんな方法で活を入れられたら、男の子なら元気になります。
今回の名台詞 §
ケロロ「年がら年中春」
まさにケロロには図星!
感想 裏モード §
裏のアニメ感想家(クックック)、裏トーノZEROのよい子が知らなくても良いアニメ感想行ってみよう!
よい子のために、当てにならないネタの解説をザザッと行くぜ。
まず、前半のケロロがマントを着ている服装は、仮面ライダーに登場した死神博士のコスプレだろうな。もちろん、イケメンだらけで子供よりもママが喜ぶ最近のライダーじゃなくて、はるか古の初代ライダーの話だぜ、クックック。
通信で、「チェックメイトキングツー」と言っているのは、アメリカ製の実写テレビドラマのコンバットという番組の台詞だろうな。これは第2次大戦のヨーロッパの戦いを題材にしたもので、アメリカ軍とナチスドイツ軍が戦っているんだが、なぜかアメリカ兵は死なないでドイツ兵だけが死んでいくらしいぜ、クックック。
でだ。オレもちゃんと見たことがないから確実ではないが、たぶんチェックメイトやキングツーは、無線通信の呼び出し符号だ。部隊ごとに割り当てられた名前だな。正規の部隊名で呼び出すと敵に傍受されてすぐにどの部隊が何をしているかばれてしまうから、わざと分かりにくい名前を付けて使っているわけだな。
ケロのゲージというのは、伝説巨神イデオンというアニメ作品に出てくるイデのゲージだろうな。イデオンというのは、最後には敵も味方も全員死んでしまうと言うトンデモないアニメなんだが、もっとトンデモないのは、死んだ後、全員が因果地平と称する場所に集まって平然と仲良く会話などしたりするところだな。しかも、全員全裸で。クックック。
戦闘機が「プリーストゼロワンより本部へ」と通信しているこの台詞は、パトレイバー2という映画の台詞から。まさに、戦闘機のコールサインが「プリーストゼロワン」となっていたぜ。機種も同じF-15だったと思う。ただし、パトレイバー2のF-15には機首にカナード翼が付いた改修タイプとして描写されていたような気がするが定かではない。クックック。
「ケロロ、エースをねらえ。もはや意味不明でござる」という台詞は、エースをねらえ。トップをねらえじゃないぜ、クックック。
「すべてはヘブンズドアの向こうに」という台詞は元ネタがありそうだが、残念ながらオレには分からない。
「アサシンマジック、鑑定眼力」という台詞も同じ。
「みんなでダメになれば怖くないからさ」という台詞は、昔、1980年代ぐらいかに流行った「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というネタのもじり。なに、こんな言葉が流行るなど信じられない? もちろん、みんなで渡れば怖くないけど、車が突っ込んできたらみんな揃って跳ねられるぜ、クックック。
最後にケロロが「反省」としているのは、日光で猿を使った芸を見せている人気集団、日光猿軍団のネタだな。猿が手を壁などに付いたポーズを「反省」と称するネタだ。
というわけで、エヴァンゲリオンとガンダムのネタは意識的にこの場の話題から外したのでご了承願いたいぜ、クックック。ネタとしてはメジャーであるはずだから、どうしても知りたい人は、手近なキモいオタにでも聞いてくれ。それによって何が起きても責任は取らないがな、クックック。